意外とわかってない年金の事(令和元年の今 ちゃんと考えてみましょう)
意外とわかってない年金の事
(令和元年の今 ちゃんと考えてみましょう)
■ なぜ?始まったの?
【1939年】
年金の始まりは船員保険。
面白い事に 最初は船乗りさん達から始まってます。
日本は農業中心だった社会から重化学工業が発展していく社会に変化し、労働者が農村から都市に移りはじめた結果、労働者の健康と安定をもとめる運動がたくさん起こり始めた時代でした。
働く人の 働き方が変わったから出来た制度なんですね
■ 船員だけでなく陸上の労働者にも
【1941年】
船員以外の労働者にも年金制度がつくられるのですが、労働者が増加していきます。
【1944年】
業界ごとでは、年金の適用をうけない労働者が増加したので、適用範囲を拡大するた起業に働く労働者へ対して 厚生年金保険として名称を変更しました。
(これが 厚生年金のはじまりですね)
この頃の日本は、1939年から1945年までの6年間、第二次世界大戦でしたから、働き方を強制的に変えなければならない労働者も多くいたので、国民が働き方を変えていくていく必要もあったのでしょう。
■ 国民全体の老後を考えようと
【1950年代】
戦前・戦後直後の日本では農民や漁師などの自営業者が多く、親とともに生活し、自分で親の生活を支えていました。
しかし、経済が成長していく中で親と別居して都市で働く人が多くなったため、自分で親を支えることが難しくなってきます。
(どの年金保険制度にも加入していない人が多数出ちゃうんですもんね)
■ 国民全体の老後の保障へ
【1961年】
公的年金制度が、今のように国民すべてが加入する形として確立したのは1961年。
今から、約60年前です。
この頃の日本は労働人口が多くいたので、
国民年金の場合、当時の受給開始年齢は60歳でした(現在は原則65歳)が、61年時点ですでに50歳以上だった人は、保険料を1円も払わなくても全額税を財源とする「福祉年金」を70歳から受け取れるという形で、年金制度は始まりました。
(働いた人からの財源確保で働いた人の老後を保証出来てた時代から始まってるんですね。)
(これが 国民年金のはじまりです)
■ じゃ 令和元年の年金の仕組みはどうなのでしょう?
昭和→平成→令和
と 三つの元号を超えて年金制度の今はどうなっているかまとめてみましょう。
『65歳になると年金が受け取れるものだと思っている。』
程度の知識しか年金について知らないのでは不安ですもんね
■ 年金の考え方は二階建てです
2階は厚生年金
1階は国民年金
先にはじまった 船乗りさん達から始まった 労働者対象が二階にあって、その後 働き方が変わった国民全てを対象にした年金が下から押し上げています。
国民年金は20歳以上の方であれば誰もが保険料を納付する義務があります。会社員の方であれば給与から天引きされます(厚生年金として)。それ以外の方は、口座引落、銀行、郵便局、コンビニで国民年金を納付することが可能です。
■ 国民年金
日本に住む20歳以上60歳未満の方が年金保険料を納め、原則65歳以降に受け取りができる公的年金です。
20歳~60歳までを払ったヒトが対象です。
多くのヒトが25年間はらわないと と思っていますが、
※2017年【平成29年】
7月末までは25年間納付しないと国民年金の受給資格を得ることができませんでした。
8月より10年間納付した方でも満額とはなりませんが、国民年金を受け取ることができます。
同様に厚生年金も改定されています。
■ 国民年金の保険料はいくら?
国民年金第1号被保険者及び任意加入被保険者の1カ月当たりの保険料は
16,410円です(令和元年度)。
■ 国民年金は何歳からもらえるの?
一般的な65歳時点で支給される国民年金を「老齢基礎年金」と呼びます。何も問題なく保険料を納めていれば65歳で誰でも受給することができます。厚生年金も同様です。
平均的な支給額は国民年金(老齢基礎年金)が月額55,244円、厚生年金(老齢厚生年金)が月額147,872円となっています。
さて
日本の国民が戦争や高度成長へ向かう経緯の中で発展してきた年金制度
自分の親や、自分の子供の負担を減らし老後を安心して生きる事が出来るようにと考えられた制度ですけれど・・・
次では 今の日本の状況で年金がどうなっていくのか?
どう 受け止めたらいいのか?
これからの年金について一緒に考えてみましょう?
■ 令和元年2019年5月22日
令和元年を迎え 2019年【令和元年】5月22日
日本政府は 今の年金について国民に発表したことがあります。
それは(;^ω^)
何年も前からわかっていた老後資金についての問題を、金融庁(国)その原案を開示しました。
先に結論から始めると
5月22日、金融庁が「資産寿命」についての指針案を発表。
公的年金だけでは望む生活水準に届かないことを明言し、国民に「自助」を求めた
と、ついに「年金不足」が明言されたのです。
ごくごくかいつまんでその中身を言えば、少子高齢化が現実のものとなり年金の給付水準を維持することがもはや困難であることを明言しています 。
現状の年金給付額でも、老後は1,300万円~2,000万円ほど足りなくなる
なので、将来的な対策を国民一人一人がかんがえる必要がある。
と、今までも危惧されてた問題ですが、具体的に問題が明確化されています。
一緒に考えてみましょう。
金融業界のワーキンググループ資料
https://drive.google.com/open?id=14GbASP8uRBKv9wYCIHCmpCX96BKjwSPD
今のままの年金制度では、毎月5万円ぐらいが不足するって事なので、それを見越して
って考えないと安心して年齢を重ねられませんよってなりますね。(;^_^A
1.貯蓄をする(無駄使いはやめましょう)
2.それを補う労働をする 収入を確保する。
で、それを可能にするには人生100歳時代を見据えて、ただ生きるのは無く ライフスタイルの多様性に対応する 家族の考え方 友人を多く持てるか 等がキーになると予測が出来ます。
3.元気で健康的に年齢を重ねる必要がある
4.高年齢でも 新成人でも 女性でも どんなタイプのヒトでも出来る事は考えておいた方が良い
5.世代を超えた無形財産
『ヒトは生まれてから死ぬまで食べる事をやめません』
そこで、令和時代の年金問題に 僕らが出来る事として、パラレルキャリアを意識した『食』に特化したプロジェクトを展開しています。
日本の和食のテクノジーが、世界で認められてる事を貴方は知っていますか?
#若山博士 #三浦博士 #和食のテクノロジー #ウィルセルテクノロジー #ウィルセルアンバサダー
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