「いただきます」「ごちそうさま」ってなんで食事の前後に使うって考えたコトありますか?

日本は四方を海に囲まれ、
山も多い地形の島国で、
「海の幸」「山の幸」
その上に四季のある国なんですから 

そりゃもう(笑)

日本の食文化は
世界に発信出来る物語
が豊富にあります。
まずは

「いただきます」の語源から

[頂く]いただく
神様にお供えしたものを、
もらう時に頭の上に上げて、
尊敬の念を持つ行為
のコトを指しています。



ここから

目上や位の高いヒトからもらう
コトに浸透していくんですけど

食事の時に言うようになったのは…
2種類の意味からです。

1つめは食事に携わって
くれた方々への感謝。

料理を作ってくれた方
配膳をしてくれた方
野菜を作ってくれた方
魚を獲ってくれた方など、
その食事に携わってくれた方々へ
感謝のこころを表しています。

2つめは
食材への感謝。

肉や魚はもちろんのこと
野菜や果物にも命があると考え

「命をいただきます」

とそれぞれの食材に感謝の気持ち

なんとも自然と
寄り添う生き方を
してきた日本らしい
文化だと思いませんか?


「ごちそうさま」と一緒に考えると
さらに物語がイメージできます。

漢字で書くと

「御馳走様」
分解すると

「馳走」
走りまわるという意味

つまり…

昔は食材を揃えるのは
大変なことだったので
食事を出してもてなすために
奔走する様子が、想像出来てくるでしょ?

なので その料理に尊敬の念を持って


丁寧語の「御」を
つけた「御馳走」と呼ぶようになり

(美味しい料理をもてなす)

という意味になっていきます。

なので、食べたヒトは
美味しく料理をいただいたので

いろいろと大変な思いをして
食事を準備してくれた方
食材への感謝を込めて「様」がつき

食事のあとに
「御馳走様」「御馳走様でした」
と挨拶してるのです。

「いただきます」
「ごちそうさま」

の意味をわかったところで
外国のヒトの気持ちで
世界から見てみると
日本の食文化は不思議な
文化に見えると思います。(笑)


じつは、食前の「いただきます」
食後の「ご馳走様」
の対になってるのは
日本特有の挨拶です。
該当する翻訳出来る
言葉は無いのです。


似てる概念だと料理人からの
「召し上がれ」だとか
食前に感謝の言葉を言うのは
国もありますけど、食後にも
言う言葉が決まっている
国は珍しいのです。

特に 最後に『様』ってつけるの
は、外国のヒトに
不思議な感覚のようです。

何故でしょう?
おそらくですけど

日本人は昔から、
生活にめぐみをあたえてくれる
自然をとてもたいせつにし、
敬いながら暮らしてきました。
人々は自然に豊作や大漁を祈り

自然からいただいた
食べ物に感謝して
日本の食文化は、
はぐくまれてきました。

『食材』を
出来るだけ丸ごと、
捨てる部分を作らずに
自然に感謝しながら、
生命をいただく

『いただきます』で始まって
『ごちそうさま』で終わる

日本の食文化
世界に発信出来る
物語だと思いませんか?

あなたに知ってもらいたい
次世代の『食』のストーリーがあります。

知ってもらう
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学んでもらう

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